コラム 災害に備えて(水害について)

水害には、おもなものに、どんなものがあるでしょうか。

水害の発生は、主に川からと、海からの、この2つに、わけられます。 日本では、毎年、梅雨、台風により、短期間に、大量の雨が、降ります。 これにより、災害が発生し、私たちの生活に、大きな影響を、及ぼしています。  川の水害としては、洪水と、浸水があります。 洪水とは、大雨によって、川から水があふれ、氾濫することです。浸水とは 河の氾濫や、大雨によって、住宅や農地が、水に浸かることです。海の水害として、高潮、津波があります。 高潮とは、川の河口付近で、水があふれることです。原因は、低気圧や台風の影響で、海の水位が、上がるためです。 津波とは、急に海の水位が、上がり、陸に、大きな波として、押し寄せることです。原因は、地震・火山活動による、海底の地形の、変動の影響です。 

  富山県西部の、庄川の、水害の歴史を、みてみましょう。庄川流域は、年間を通じて、降水量が、豊富です。  庄川流域において、発生した洪水は、江戸時代で、数十回、明治時代で、30回、昭和以降も、9回発生しています。先人の努力により、河川改修を、絶え間なく実施してきています。そのおかげで、大きな災害は、少なくなってきています。庄川は、水害を発生させますが、私たちの、生活に必要な、恵みの水を、たらしてくる、大切な河です。 

   庄川は、改修がなされてきています。しかし、地球温暖化の影響も大きくなると、想定されます。油断ができない状況になってきています。